胃薬の市販薬はこう選べ!胃薬虎の巻

市販の胃薬の選び方

 

ちょっと胃がもたれるな、とか、なんだか胃が痛い、と思ったら、まず思いつくのが市販の胃薬の服用です。
現在日本には、本当に沢山の種類の胃薬が販売されています。近所のドラッグストアに行っても、胃薬は立派に広々とした売り場が確保されていますので、逆に言うと、医療機関で処方されるものよりも、自分で市販の胃薬を購入して症状を改善する人が多いことがわかります。

 

でもこれだけ多いと困るのが、一体どれを選んだら良いのか、ということ。
筆者も胃に不快感を感じ、なんかすっきりするような胃薬が欲しいな、と思い何の知識もなくドラッグストアに行ってみると、その種類の多さに圧倒され、胃の不快感が飛んでいってしまった、なんて経験があるくらい、胃薬は多く売られていますよね。

 

的確な胃薬を購入するために薬剤師さんに相談するのは、もちろん良い方法ですが、その手前で、自分の知識と理解として胃薬について学んでおくというのも良い方法ではないでしょうか。というわけで、今回は、そんな巷に星の数ほど(大げさ)ある胃薬について、その種類、見分け方などなどをご紹介したいと思います。
胃薬の身になって(?)私たちの生活にも身になるお話が盛りだくさんですよ。

 

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胃の粘膜を保護する胃薬

まずは、胃薬の種類について見てみることにしましょう。多くの人によく見られる症状から、今回は胃薬を代表的な3種類に分けることにします。消化薬胃粘膜保護薬、それにH2ブロッカーという3つのタイプです。

 

ここではまず消化薬についてご紹介したいと思います。

 

消化薬は、その名のとおり食べ物の消化を助ける働きがあります。食べ過ぎや飲み過ぎといった一過性の胃の不調の人は、このタイプのお世話になることが多く、粉薬やドリンクタイプのものもあります。胃もたれや胃のムカムカといった症状がある人、あるいは、直近の暴飲暴食でこのような胃の不調に心当たりがある人は、消化薬のタイプを選ぶと良いでしょう。

 

 

胃もたれやムカムカは、胃の蠕動(ぜんどう)運動が上手くいかず、食べ物が上手に消化され次の工程に進めない状態です。よく胃のイメージ映像で見られるような、胃がグニャグニャと曲がって蠕動運動が今自分の胃では起こっていない状態ですのでこの消化薬で蠕動運動をサポートすることになります。胃の運動機能を促進するトリメプチンマレイン酸塩や代謝を助けるカルニチン塩化物などが成分として配合されています。消化薬には、このような役割があります。

胃酸の過多を抑える胃薬

次に胃粘膜保護薬です。
胃の表面には無数のひだがあり、そのひだが収縮を繰り返して食べ物を消化しています。胃の中には強い酸性の胃酸があります。直接触れるとそのひだに支障が出てしまいますので、胃の表面には粘膜があり保護されているのですが、その保護する力を高めるためのお薬です。

 

胃もたれや胃痛、むかつきや腹部の膨満感や食欲不振といった症状がある際は、このような胃粘膜保護薬を用いるのが効果的です。胃の粘膜を丈夫にするレパミピドなどが成分のお薬です。

 

 

一過性の胃もたれといった症状に効果がある他にも、胃潰瘍などの病気の治療にもこの胃粘膜保護薬は用いられます。また、慢性胃炎の治療の際にも、この胃粘膜保護薬は用いられます。
胃薬として医療機関でもよく処方されているムコスタやセルベックは、この胃粘膜保護の役割があります。因みに、胃の壁は、炎症により通常よりも厚くなる場合があります。これは、胃そのものが厚くなったのではなく、胃がむくんだ状態により厚くなっている、つまり胃炎になっているということ。決して、壁が分厚くなったからといって、頑丈で健康な胃になった、というわけではありませんので、喜んではいけません、お間違えなく。

 

胃の消化を助ける胃薬

最後にお話するのはH2ブロッカーというタイプの胃薬についてです。
胃の中には、強力な酸性の液、胃液が入っています。胃が不調になると、その胃酸自体が胃の壁に悪影響を及ぼして、症状がひどくなれば、その胃酸が原因で胃に腫瘍ができたり胃に穴が開いてしまうことになります。
中には、過剰に胃酸が出てくることもあるのですが、その胃酸をアルカリ性のもので中和する役割がこのH2ブロッカーの役割になります。

 

また、中和するだけでなく、胃酸の分泌自体を調整するという働きもあります。症状としては、胸焼け、胃もたれ、胃痛といった胃の不快感に効きます。胃酸が多く出ていると、特に空腹時に胃の痛みがあります。胃が空っぽの状態のため、胃酸が余計に胃の粘膜に悪影響を及ぼすからです。ですからH2ブロッカーは、そのような空腹時に飲むお薬です。

 

 

その他にも、胃薬にはこのように、市販の胃薬には健胃薬や鎮痛薬など、それぞれに胃に作用する働きが違うものがありますので、自分の症状に合った胃薬を選ぶことが大切です。胃の不快感は、体からのサインです。そのサインを見逃さないように、放置しておかずに、しっかり体と向き合って、市販の胃薬で健康になりたいものですね。

 

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参照リンク

胃の不快感にお悩み方の胃の情報サイト・・・漢方由来の生薬を用いた胃薬徹底ランキング